やまゆり園について

こんにちは
一発目のメッセージです。
今日、あの忌まわしい相模原市にある『津久井やまゆり園』殺傷事件から一年です。
19人が殺され27人が負傷を負いました。その人たちは「重度の重複障害」を持つ人たちでした。
実行した犯人植松聖は元津久井やまゆり園の職員でした。だから彼ら彼女たちのことをよく知っていたのでした。
それゆえに自分は余計に悲しいし腹立たしいです。言葉には言い表せないです。怒りが冷めません。
多くの障害持つ人たちは共通した感情を持ったと思います。
だって昨日までヘルプしていた人が刃を向けたわけだからそれもより重度の人の障害をもつ人を狙ってやったわけだからね。
言うなれば誰を信じていいのか何を信じるのか身を任せていいのか不安が一層強まったと思うよ。
植松は決して報道されているような精神疾患とか何でもないただの普通の人でコンプレックスが強いただの普通の人だと思う。
どこにでもいる人だよ。犯行前に犯行予告する手紙を大島衆議院議長あてに渡そうとしたわけでしょう。
そして現に議長公邸の警備員に手渡しをして警察署に上がって相模原署に伝わって曲がりなりにも警察の監視下におかれていたはずで手紙の内容も報道されている通りで少し知的レベルが高いオタクぽいひと。障害者は不幸しか生み出さないとか生きている意味はないとか書いて自分は正義を実行するビューティフルジャパン
これはどっかで聞いたセリフだけどね。なにを言いたいかというと植松が自分の容姿にコンプレックスを持ってたり、教員試験に落ちて挫折したわけだよね。もろもろのことがあってやまゆり園で働いたんだよね。
その反動の結果として初めは障害者のヘルパーをできることに優越感を感じてたじゃないか それがいつのまにかこんなことは無駄だと思うようになってしまった。
過酷な労働実態と低賃金…どこにでも誰にでも起こると思うよ。 この間久しぶりに新宿まで行ってきたんだけどなんとなくすれ違う人々の目が冷たいし障害者とか高齢者優先のエレベーターとかあるけどそこを堂々と若者たちが利用していて僕は10分間くらい待たされたしね。
こんな世の中になっちゃたんだとトイレにいきたくなったからデパートの多目的トイレに行ったらこれまた若い女性が使っていて15分くらい待たされた(内部障害のひとならごめんなさい)そんなこと経験したあとバリアフリーなんて嘘だよ。便利さを追求して利用しやすいということを
名目にして人と人との関りを無くしていこうあるんじゃないかね。だからね、駅員も案内もしないし口であっちこっちに行けばありますと・・・
介助者の彼が人ごみをかき分けていくのが精いっぱいで目的地に着くまでに途方もない時間を要してしまった。
普通ならだれかに聞けばここですよとかあそこですよと出来るんだろうけどそんな余裕すらもっていなくて急ぎ足で、車いすで前に進んでもぶつかる寸前までよけてくれなかった。
こういう繰り返しだから人々が余裕がなくなってつくづく30年ほど前はめちゃくちゃ不便だったけど軽く声をかけたら手助けしてくれた。
わざわざ障害者優先のエレベーターなんか使わなくても4人ぐらいで階段なんかすっと上げてくれたもんな。
そして出会いがあったんだよな。いまはそれがないよ。寒々している。

その集大成の結果だよ 一年前の事件は。

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