脳死・臓器移植法が施行から20年

11月に入り比較的日中は暖かい日が続いていますが夕方から翌日の朝にかけて
冷え込みがきつくなってきて例年のように僕の身体が少しずつ悲鳴をあげていきます。
これから本格的な冬になるのに・・・・

脳死・臓器移植法が施行され20年たちました。僕らはこの法律に反対しました。
それはいまでも変わりません。なぜならば自分が生きるためにもしくは自分の身内を生かすために
他人の死を望みその死を痛むどころか臓器をもらって生きていくこと自体が根本的におかしい。
それは医療ではないと考えたからです。生きているものは必ず死にます、どう考えても生には終わりがあります。
それを受容していくことでいいんじゃないかと思う。確信しています。だから、当時3年ほど前から少数者では
あるけれども、集会やデモを繰り返しました。当時の自民党から共産党に至るまでの議員に働きかけをしました。
でも、僕らの思いは通じずそれこそ臓器移植はいいことなんだというキャンペーンとわざわざ募金を集って
海外での移植をせざる負えない人たちを助けられるものなら助けてあげたいという圧倒的な世論によって
僕らの声は封殺されました。
そういった状況のなかでも久米宏がメインキャスターだったニュースステーションで何回か僕らの活動を
報道してもらいました。
それから20年です。いまやis細胞も具現化されようとしている時代です。近い将来この法律がなくなることを
僕は望ます。
では、また・・・