今年のフジロックフェスティバル(7月27日・28日・29日)にボブディランが出るんだってね。
実は僕、ボブディラン初来日のライブに行ってるんだよ。
1978年2月(武道館)一番遠い三階席から実際見えねーよ。
友達からオペラグラスを借りて見ていたんだ。
びっくりしたもんね。
ボブディランが顔に化粧をして出てきたんだ。
初めから、バンドスタイル2時間ぶっ通し、何もしゃべらない
僕どちらかというとディランのイメージは生ギターとハーモニカ言うのがあったからぶっ飛んじゃったよ。
唯一誰もが知っている『風に吹かれて』をバンドバージョンで聴いたんだよ。
合わない合わない、響かない響かない。まぁいいけど。
アリーナ席見渡したら、吉田拓郎とか井上陽水とか小室等、泉谷しげる、加川亮とかエンケンさん等々
そうそうたるメンツが見聞きしに来たんですよ。
すごかったね~。
1970年に吉田拓郎がデビューしたときに、日本のボブディランだとラベリングされてた。
それはそれでまだ売れる前の事で、エレックレコードの頃で彼はCBSソニーに移ってから『結婚しようよ』
でメジャーになったんだ。
CBSソニーでのデビューアルバム『人間なんて』
拓郎のバックでドラマたたいていたのが浜田省吾なんだよ。
浜田省吾は神奈川県の某私立大学に通っていて何色のヘルメットかは言わないけど
活動をしてたらしいよ。それで幾度か怖いことがあってそこを辞めて
音楽活動に専念していたんだ。
正解だよね。僕は思うんですけど、ボブディランも吉田拓郎も浜田省吾も本当はメジャーになる前の曲が僕は好きです。
浸みます。
ディランはただウディガスリーが好きで
ガスリーのようなシンガーになりたくて
ギター一本を持ってニューヨークに出てきたんだ。
小さなライブハウスであの濁声でやってたのをたまたまレコード会社に見いだされたんだよ。
それが風に吹かれてで脚光を浴びたんだけど
実のところ、この曲をひろめていったのはPPMとかジョンパエズだよ。
ライクアローリングストーンていう曲はアメリカ資本主義でお金持ちから今でいう路上生活者に転落していく事を歌っているんだ。
それがノーベル賞だもんね・・・・
昨年、拓郎がコンサートでここまで歌ってこれたのはボブディランのおかげだといって
生ギターで風に吹かれてをやったんだって