ちまたでは、パンデミックのなかマルクスが書いた資本論が若い層に売れているそうです。
我が身を持って今現在体験している
貧困、失業、家族問題、環境問題、さまざまな差別問題などなどの考えていく材料としては良いのかも知れない。
ものごころがつく頃にはこの国はフリーター社会になってしまった。
正規雇用と非正規雇用の矛盾に当事者達が気付き始めたのかも知れない。
一方で自由を求め、一方で束縛を求める。
また一方でちゃんとした福利厚生や労働条件の確立したところで収入の安定を求める。
その両方の質を現代的に解決するのは当たり前のことだ。
でもマルクスにはその答えはない。
レーニンにもない。
トロツキーやローザルクセンブルクにもない。
あるのは自分自身でそれらの材料を活用して答えを出していくしかない。
巨大なマネーゲームの犠牲者にならないために。
ボクは個人的にはローザは好きですけど。