40年くらい前にCP特有の頚椎症が悪化して
症状としては頻尿に苦しんでいた。
それがついにこの間、10月17日深夜2時に爆発して尿閉状態になった。
つまりオシッコが出なくなった。
日中はそうでもなかったがだんだん下腹部が圧迫されて苦しくなった。
深夜、これはヤバいと思って救急医療をやっている医師に来てもらった。
そして下腹部にゼリー上のものを塗って膀胱の状態を見た。
それをボクにもわかる様にパソコンのスクリーンで説明してくれた。
膀胱に見た目であるが1000ccぐらい尿が溜まってる。これは苦しいはずだ。
応急治療として、導尿、詳しく言えばペニスにカテーテルを挿入して溜まっているオシッコを強制的に出す。ペニスといえば男にとって1番敏感なところだから、いくら麻酔液を打ってもいたくて１度目ではなかなか入らず、２度目のカテーテルを入れたらグサっと入って、やっと尿を出し切って救われた。
日産玉川病院に泌尿器科に検査を受けた。
その結果、前立腺肥大。将来的には前立腺ガンになる可能性もありますよと言われた。
一瞬、これまで先に行ってしまった仲間達の顔が浮かんだ。
いま一緒に暮らしてる愛猫のまん太とはるの最後を看取れなくなるのはヤバいなと思った。
日常的に関わっている長谷川リハビリクリニックに相談して、成城内科クリニックに毎週訪問医と看護をしてもらうことにした。
カテーテルは月に一回取り替えればいいのだが、いつも排尿している状態だから気持ちが悪い。
ベッドに横になっている状況だし。
褥瘡は出来るし。
リラックスして眠れない。
イライラもピークに達するとムカついてくるし。
なんだかんだ大変だ。
訪問医に対して6時間は眠れるようにしてくれと頼んでいる。
緊急で来てくれた医師も言ってたけど
脳性麻痺のひとは季節の変わり目の寒暖の差が激しいときに排尿障害を起こすひとが多くなってきているといっていたよ。
みなさんも体調の自己管理に気を使ってください。長生きしたかったら。
文化勲章の受賞があった。
紅テントの唐十郎が受賞した。
ボクは耳を疑った。
大人になるってそういうことですか？