私は今日まで生きてきました。

前回のブログで飯塚事件についてふれた。
それ以来、この国は国家としてどのくらいの無実の人を殺してきたのだろうか。

現に僕は一度行った事がある高知県の中村市には、中村地方検察局があってその建物の裏の墓地には幸徳秋水のお墓があった。幸徳秋水は天皇を暗殺しようと計画をしたと、時の治安警察に拘束され死刑にされた。だが、幸徳秋水は労働運動主義者、サンデカリストなのだ。つまり、労働者の人権保障を要求していたのだ。だから彼が天皇の暗殺を予知する計画を立案し実行するような人ではないのだ。
今現在、袴田さんが無実にも関わらず殺人をでっちあげられ死刑囚として再審裁判を要求して戦っている。はやければ5月中に静岡高裁で再審裁判が始まる。

2週間ほど前にDr.コトー診療所シリーズ1.2を一気見した。疲れたなあ。与那国島には40年くらい前に行っている。リハビリステーションセンターもあってそこには障害を持つ人達が通って体をほぐしたりしていた。また、見るからにわかるダウン症のおじさんが新聞配達をしていた。のどかな島で牛を放牧しているしヤギといっぱいいるし、あんなテレビで見るような賑やかな街では全くなかった。現に僕は便が溜まって苦しくなったから診療所に行って完腸をしてもらった。
その当時の診療所の先生は大人気の韓国人の若い人だった。Dr.コトー診療所で有名になる前の事だ。観光客も少なくてスキューバダイビングなんてしてきたんだ。かわいい女性がサポートしてくれたよ。楽しかった。

私は今日まで生きてきました。
私は今日まで生きてきました。
私は今日まで生きてきました。

そして今、私は思っています。
明日からもこうして生きて行くのだろうと。

私には私のプライドがある。
それは24時間自分をさらけだして生きて行く事でしょう。
けれど、それにしたってどこでどう変わってしまうか。
そんな私です。

吉田拓郎の名曲「今日までそしてあしたから」をちょっといじってみました。
拓郎さんごめんなさい。長生きしてください。